規制対応焼却炉とは???

規制対応焼却炉とは???


現在、野焼きは法律で厳しく禁じられており、また従来型の焼却炉による焼却も同等の行為として禁じられています。それに対し、廃掃法の定める設備を全て兼ね備えた焼却炉が規制対応焼却炉です。

   

   廃掃法の定める構造基準は基本的に以下の5つです。

  1. 二重扉 (煙を出す事無くゴミを定量投入出来る。) 
  2. 助燃バーナー (800°以上の高温で煙を処理する。)
  3. ブロア (炉内への通風)
  4. サイクロン (ばいじんを落とす。)
  5. 温度計 (測定口にて温度管理。) 

    ※ 但し自治体により条例が多少異なる場合があります。その際は是非ご相談下さい。

 

また、焼却能力につきまして、1時間に50㎏以上のものには年に一度のダイオキシン測定義務と言う余分なサイクルコストが課せられます。よって現在、一般に利用されている規制対応焼却炉は焼却能力が1時間に50㎏以下の炉になります。